FURUTAKA-VIV (THAILAND) CO., LTD.
TEL : (662) 712-1032,(662) 712-1038 FAX : (662) 712-1043
 
 
   
 
 
 
 
            SEIKOUSHA-FV
 
 
 
日本の製造業がかつてない転機を迎えています。戦後の復興を支えるため、また高度成長期の内需増加、その後の工業製品分野での輸出拡大により国内の生産量は右肩上がりを続けてきましたが、グローバル経済における韓国、台湾、中国勢との価格競争、さらに新興国自身の消費ボリューム拡大により生産活動の海外シフトが避けられない状況です。国内の製造業のお客様に、軸受、直動製品をメインとした各種機械部品を納めてきた当社としても、日系企業の多元的な生産活動を縁の下で支えるため、アジアを中心としたグローバルサービスを展開しています。今後は、単なる部品販売から、現地パートナーとの協力による生産アウトソーシング受託、物流サポート等にサービスを拡げる予定です。
 
 
 
部品メーカーと完成品メーカーを結ぶ専門商社として、初代社長である豊吉雄二郎が昭和20年に創業し、60有余年が経ちました。当初は、軸受のみの小規模な商いでしたが、軸受の種別、サイズ毎の特性を研究した上で、それぞれのお客様に丁寧な販売をさせて頂きました。日本が高度成長期を迎え、電気製品、事務機械など暮らしを豊かにする多様な工業製品が世に出る中、高度なメカ機構へのニーズが高まり、当社は当時日本に登場したてのボールねじ、直動ガイドの取扱いを始めました。部品メーカー、お客様の技術者と共に試行錯誤を繰り返すうちに、直動製品エキスパートとしての豊富なノウハウが社内に蓄積されています。
 
 
時代とともに、経済環境も激変しています。企業競争がグローバル化し、クオリティアップとコストダウンの両立が常に求められています。また、製品の多機能化・多機種化に伴い、それらを構成する部品という商品のラインナップも莫大になってきました。また、アウトソーシングによる経営効率向上が一般化し、お客様のニーズは「部品が欲しい」から「完成品の一部分を作って欲しい」へと変わってきています。
このような背景から、私たちの役割も、従来の専門商社としての「調達・物流」だけではなく、製造プロセスに足を踏み入れることが重要になってきています。 技術志向の販売を行ってきた当社には、あらゆる情報やノウハウが蓄積されています。お客様が目指す完成型に対し、その構成部品を単品で提供するだけではなく、補助部品を加えて組立て「サブユニット化」して納入できることが、私たちがお客様に提供できる最大の「ソリューション」です。